2023年04月22日  ”大森山・佐々連尾山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る



今日は、近場のアケボノツツジ山行

今年は開花が早く、花付きも良い

ブナの芽吹きにも期待して、高知県境の大森山、佐々連尾山を尋ねます

坂瀬林道終点の登山口から周回予定でしたが、林道を3q程走ったところで

やっぱり朝日に輝くアケボノが見たいと、白髪トンネル南口へ引き返す


(7:10)〜(7:32)猿田峠(7:37)〜(9:04)大森山(9:10)〜(9:52)佐々連尾山(10:04)〜
(10:22)
林道(10:43)(11:23)中川峠登山道出合(11:38)(11:50)登山口(13:05)県道(13:50)
(6時間40分)



白髪トンネル南口駐車場で、九州から来られたソロの男性と立ち話

歳は「後期」になったばかりだそうで、 2ヶ月かけて四国の山を巡ってるとか

今日は玉取山、大森山、佐々連尾山の三座の予定で、四国の山は素晴らしいと言われてた

九州の方に先行し、入山

広い道ですが、やや荒れた所もある



猿田峠手前で、 アケボノツツジやミツバツツジが出て来ました

峠で写真を撮っていると九州の方が追いついて来られ、一緒に山座同定

「またお会いしましょう」とお別れし、ピンク色に輝く大森山へ向かう



朝日に輝く、満開のアケボノ



林の中で



見上げれば、青空とアケボノ



登山道を外れて寄り道ばかりで、中々前に進めません

ピンク色って、登山者を引き寄せる癒しの色なんですねぇ



お助けロープが設置された岩場が数ヶ所あります



グランパがウロウロしているのを待つ間、賑やかに囀る鳥をパチリ

岩があれば、上がってみたくなります



玉取山や大登岐山へと続く四国の脊梁の彩り

遠望はイマイチ 黄砂なんでしょうが、春霞といったほうが風情があります



アケボノピンクに誘われ寄り道しながら登って来た、桃色稜線を見下ろす



急斜面を登り切り笹原に出ると、其処は大ブナの楽園

遮るものが無いので、冷たい風が吹き抜けて寒い 急いで一枚羽織りました

殺風景な林床に緑色の魁・バイケイソウが目立つ



見応えのあった大ブナ三姉妹ですが・・・

赤星山や翠波峰が、心配そうに此方を見ている



頂上台地をウロウロしてやっと、大森山頂上(1433m) 二ツ岳や東赤石山が霞む

山頂から南に下った所で、小さな体に蕾をいっぱいつけアピールするミツバツツジ



佐々連尾山向け、シャクナゲ尾根を下る

まだ蕾が勝るアケボノの向こう、奥工石山や奥白髪山の尾根が尽きるところが汗見川



どの木も蕾がいっぱい、楽しみいっぱいです



縦走路から少し逸れた展望場から、汗見川沿いの山々を見る

佐々連尾山頂上 三等三角点・大平(1404.27m)



もうアケボノはたっぷり楽しんだんですが、頂上南に古木が見える

南に3分ほど下ると、空を覆うアケボノ〜♪

 

頂上へ引き返し小休止後、縦走路を進む

直ぐ先のジャンクションピークで北東尾根に入り、笹刈りされた快適な道を下る

法面に設置されたロープが有難い しっかり掴んで林道に下り立つ



写真では分かり難いですが、土佐峰(1289m)への稜線や斜面にピンク色が見えている

とりあえず、ピンク色が誘うあの一叢まで行ってみます



一本で、斜面一帯を艶やかな赤紅色に染めるミツバツツジ



 岩場に咲くアケボノツツジ、此処は 桃源郷です

丁度、土佐峰から引き返して来られたご夫妻が、あちらも素晴らしかったと教えてくださったけど

 長い車道歩きもあることだし、この木で十分満足と土佐峰はパスしましたが

行っていれば、Falconさんにお会い出来ていたのに、残念!



ブナ林を横断する(廃)林道を進む

林道から見上げると、大ブナの駄場は未だ芽吹いてないようでしたが

あすなろ峠手前で、芽吹いたばかりのブナに会えました

 

あすなろ峠を過ぎ、ピンク色が点在する主稜線南面を見る

林道直下に、満開の古木



中川峠登山道出合付近は、ミツバツツジの回廊です!

石のベンチに腰掛け、お腹を満たしながら大休止



12分下って、登山口 車が2台停まっていました

さぁ、此処からトンネル口まで、長い長い林道&車道歩きです

取り敢えず4.6kmの坂瀬林道、歩いた稜線を見ながらのんびり下ります



エメラルドグリーンの七谷川で、一休み 透き通る水の流れに、心が癒されます

林道歩き1時間15分で、県道に出る



新緑を楽しみながら県道を登り返し、駐車地点に帰ってきた

 ヤレヤレ、長かった〜


大森山のアケボノツツジが、思った以上に大爆発!

柔らかい日差しを浴びて、とっても華やかでした


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