三好市池田町漆川(しっかわ)にある黒沢(くろぞう)湿原は、
天然記念物(県)に指定された多くの水生植物や、トンボなど昆虫の楽園です
標高約550mの盆地にあり、広さ南北約2km、東西100m〜300m
面積40ヘクタールで、四国随一の規模を誇ります
サギソウ、トキソウなど花の時季にはまだ早いですが、
湿原を囲む山々に20000本あるというオンツツジが見頃を迎えているとか
さっそく尋ねてみましょう
県道269号から吉野川を見る 帰りに、あの鉄橋を渡る列車が撮れたら良いなぁ
ひと月前に尋ねた漆川八幡神社前を通り、黒沢湿原へ
黒沢湿原案内図 反時計回りに遊歩道を歩きます
小高い所にある野鳥観察小屋から湿原を見る
湿原を朱に染めるツツジは言うに及ばず、周りの新緑が素晴らしい
水面を飾るオンツツジ
湿原の両脇斜面が赤く燃えています
水辺にミズバショウがあれば、最高ですね〜
黒澤大師
湿原の出口「たびの尻滝」
落差約5m(ウイキペディア)で、「四国のみずべ八十八ヶ所」に選定されている
湿原の水を集めた小川が滝を落ち、松尾川へと流れ込みます
茅葺小屋前の水面には、水神様? どことなく郷愁を誘うスポットです
遊歩道脇で、足元も見てよと呼び止められました
展望台途中から まだ蕾を付けた木もたくさんあります
展望台から、南北に長い湿原を見る 後方右は五ノ丸山かな?
鮮やかな朱色越しに木道をズーム
天気が下り坂の予報なので散策者は少なめです
葉が出始めたツツジを見ながら、展望台を下り
水辺へと
何度も立ち止まりながら、ツツジ並木を抜ける
水辺の彩りなど楽しみながら、1時間半ほどで一周
この季節注目されるアケボノツツジのソフトなピンク色とは対照的な艶やかなオンツツジ
赤色に染まった黒沢湿原の春の顔、たっぷり楽しみました
土、日営業の「そばや」の庭から吉野川を眺めているお嬢さん方
その目線の先には
第一吉野川橋梁を走り抜ける特急「南風号」
一日20食限定だという手打ち十割蕎麦を美味しくいただき帰路につきました
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