2023年08月12日  ”剣 山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


立秋も過ぎ暦は秋ですが、酷暑が続く

夏バテ気味で、脚はだるく身体も重たいけど

お山の空気を吸って、リフレッシュしてきましょう


(7:20)〜(8:15)西島(8:25)〜(8:47)大剱神社(9:02)〜(9:38)剣山(10:00)
(10:20)刀掛ノ松〜行場〜刀掛ノ松(11:43)〜(11:59)西島(12:05)〜(12:40)
                   (5時間20分)



剱神社の別当寺・剱山不動院円福寺



何時になく水量の多い、祖谷川源流の谷

水音が心地良い



「太鼓くぐり」を覗いてみる



西島からの展望



大剱道を進む 夏花は終盤です



見ノ越剱神社本社大剱神社



名水百選「剣山御神水(おしきみず)」 若返りの水ともいわれる



大剱神社ご神体の御塔石



剱山本宮宝蔵石神社(頂上の宮)



剣山山頂(一等三角点 剣山 1954.65m)



次郎笈 今日は眺めるだけ



北端のテラスで早いお昼を食べながら、の〜んびり

日差しは強いけど、吹く風に秋の気配を感じます



山頂方面を振り返る



多くの人とすれ違いながら、尾根道を下る



枝折神社が祀られた「刀掛の松」で小休止後、行場コースへ

行場の雰囲気に浸りながら、 キレンゲショウマを楽しみます



「17番 鶴の舞」



テンニンソウが群生する緑の谷へ下りてゆく



流れてくるのは谷水と涼風

天然クーラーです



「剱山本宮奥まいり」

20箇所のうち、10箇所(11番〜20番)がこの辺りに集中しています



「18番 岩室神社、不動の岩屋」

注連縄を潜り、迫割をライトで照らすと、鉄階段がある

下りてみたいですが、不気味で足が前に出ません ここでお参りします



「19番  おくさり」



キレンゲショウマ〜♪



一ノ森分岐付近から、下りて来た谷筋を振り返る



「20番 両剱神社」



「12番 三十五社」



「15番 蟻の塔わたり」



「14番 胎内くぐり」

この辺りが行場巡りの核心部なんでしょうが、取り付きが分かりません

(分かっても、よう行かんかも)



「11番 古剱神社」



日が射し込み、苔岩が輝く



余談ですが、朝ドラ「らんまん」第20週のサブタイトルは「キレンゲショウマ」

文献によれば

1888年(明治21年)8月9日、東京大学初代植物学教授・矢田部良吉が石鎚山で採集したとされ

2年後の1890年に、「黄蓮華升麻 学名Kirengeshoma palmata Yatabe」と命名、新種として発表している

ところが、最初に見つけたのは牧野富太郎と親交のあった吉永虎馬だったそうです

8月3日、虎馬は天狗峰北側稜線下で見たことが無い花に出会い

折しも、池川町から石鎚山へ向かっていた矢田部に鑑定を依頼する

虎馬と同行することになった 矢田部一行は、難路のため石鎚山までは行けず

手前の筒上山の沢で見つけたキレンゲショウマを発表したという事です

そんな135年も前の新種発見騒動に我関せずと、淡いクリーム色の花は咲き誇っていました

「刀掛の松」へ登り返していると、「天涯の花」を求めて下りてくる団体さんが後を絶たない

奥深い行場も、この時季ばかりは銀座並です






タカネオトギリ             白いシコクフウロ



シコクフウロ            アキノキリンソウ



シコクブシはまだ堅い蕾でしたが、気の早い三人娘に何とか会えました

谷間に咲くソバナ

 

オオマルバノテンニンソウもこれからです      ヒメフウロ



 ふと、チドリのような花が目に飛び込んできた  「おまんは、誰ゾー」

 花は終わってるけど、アオチドリかな?

楚々と咲くレイジンソウ



カニコウモリ 地味な花ですが、これだけ群生すると見応えあります      

 「お疲れさん」と、セグロセキレイ?が見送ってくれました



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