2023年10月01日  ”皿ヶ嶺”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


今夏は、過去最高を大きく上回る異常な暑さが続いたけど

お彼岸が明け、10月の声を聞くと、さすがに秋の気配が漂い始めました

もう太平洋高気圧には休んで貰わないと、我慢も限界です

今日はいまいちの予報ですが、天気の回復に期待してのんびり秋の花を楽しみます


P(7:45)〜(9:37)皿ヶ嶺(9:47)〜(10:16)竜神平(10:40)〜(12:50)P
                    (5時間5分)



花の名山・皿ヶ嶺は駐車場付近も「お花畑」です

登山道に入る前に、まず辺りを散策

涼し気な サラシナショウマが、風に揺れている



ハガクレツリフネソウ



キバナアキギリ



タカネハンショウヅル



登山道に入ると、トチノキ、ケヤキ、ミズナラ、ブナなどの「森の巨人」 が迎えてくれる



シコクブシ

終盤ですが、斜面は花、花、花〜♪



オタカラコウ



竜神平への道から分れ、「引地山→」への急坂をゆく

アラ、 木の葉の滴かと思ってたら、雨がパラパラと降り出しました

急いで、傘を出します



尾根手前の分岐を「引地山」方面へ 幻想的なカエデの森を抜ける



ミヤマウズラ 花は終わっていて、愛嬌のある可愛いお顔は見えません



煙るブナ林



十字峠

ガスが薄くなるかなとバナナ休憩しながら暫く待ったけど、変化はありません



日が差さなくても、精いっぱい愛嬌を振りまくセンブリ



ツルリンドウ



松山市街が望める数少ない展望場ですが、益々ガスが濃くなってきました



元気いっぱいのアキノキリンソウが次々と迎えてくれる



二等三角点 行長(1270.5m)を過ぎ、 皿ヶ嶺山頂(1278m)



山頂直下の妖しい大ブナ



ガスに包まれた竜神平(1150m)

 十数名のグループの方が休まれています

アレー!、松山のアウトドアショップのツァーじゃないですか

「Tちゃん 元気〜?」 嬉しい出会いに話に華が咲きました



竜神平の龍神さん



山頂へ向かう皆さんを見送り、軽く食事をしてから竜神平を一周します



重たいほどに纏った滴が零れ落ちそうな、ヤマラッキョウ



竜神平 少しガスが薄くなって来た

「龍神の泉」が湧き出して出来た湿地帯で、以前はミズゴケが生えていたそうですが

今はササやカヤが蔓延り、乾燥化が進んでいる 



嬉しい日差しを浴びて、開きかけたリンドウ 



ツリガネニンジンは終盤です



ガスが晴れ、振り返るとやっと本峰が見えました

このまま晴れると思ったんですが・・・



笹原が終わり、樹林帯に入る



上林峠分岐を左へ 木漏れ日差す、雰囲気の良いブナ林の道をゆく



楚々と咲く、アケボノシュスラン



枝が枯れ、ちょっとお歳を召したブナ



歳には抗えないのでしょう、一本で森を造ってたミズナラ?の巨木が倒れている

高巻の道が付けられていますが、屈んで潜り抜けました



レイジンソウが「お疲れさん」と、見送ってくれる



風穴で小休止後、下山しますが

花散策しながら下りてたら、なかなか駐車場に着きません

のんびりし過ぎて、5時間超もの皿ヶ嶺でした



帰路、車道沿いの花も楽しみます



アケボノソウ



車道沿いの至る所に、キバナアキギリの群生



稲刈りの終わった棚田を彩るコスモス

秋ですね〜♪


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