2023年11月18日  ”鈴ヶ峰・竹ヶ島”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


  今日は、「海の駅東洋町」から阿佐海岸鉄道のDMV(Dual Mode Vehicle)に乗って宍喰駅へ

    駅から、ヤッコソウ発生地がある鈴ヶ峰を目指します

下山後は、宍喰の街中を歩き、旧土佐街道の古目峠越えで阿波から土佐へ戻る予定です


家を出る時は小雨が降っていたけど、南国ICを下りる頃には良い天気になりました



「鹿岡の夫婦岩」で途中下車



太平洋は穏やかそうに見えますが、海岸近くは白波が立ちノジギクが風に揺れています

家から3時間半、「海の駅東洋町」に到着です


海の駅東洋町(9:54)〜DMV〜(10:04)宍喰駅(10:10)〜(10:30)鈴ヶ峰登山口(10:35)
〜(11:38)
鈴ヶ峰(11:57)〜(12:28)登山口〜(13:17)古目関所跡〜(13:40)古目峠(13:48)
〜(14:03)
甲浦東股番所跡〜(14:26)海の駅東洋町          (約 4時間30分)



「海の駅東洋町」のBMV乗場

暫く待って、9時54分発に乗ります ちょっと鼻は長いけど、普通のバスと変わりません



甲浦駅で、バスから鉄道へとモードを切り替えます



「海の駅東洋町」から10分で宍喰駅に到着

DMVは、終点阿波海南文化村へ



宍喰駅西の蕎麦畑から見る、鈴ヶ峰(たぶん、中央少し右の丸いピーク)



「鈴ヶ峰 観世音道」と刻まれた石柱と、一番札所霊山寺の釈迦如来像が迎えてくれる

直ぐ先に、「鈴ヶ峰のヤッコソウ発生地」の看板と、「四国のみち」の道標「鈴ヶ峰 1.9q →」が建つ



宍喰駅から20分、舗装路終点が登山口です (車が一台停められていました)

「休んでいきよ」と、丸木の椅子を設置してくれているので、お言葉に甘えます

お茶休憩後、たくさん置かれたお接待の杖をお借りして出発



ミニ四国が迎えてくれる雰囲気の良い道です



登山口から40分弱で、ヤッコソウ発生地に着きました



愛嬌ある姿のヤッコソウ



石段を登ると、円通寺(鈴ヶ峰の観音さん)跡



境内奥の巨岩の間から振り返る



峠に建つ「鈴ヶ峰→180m」に従い、尾根を右へ

道は、北の櫛川方面にも続いているように見えますが、どうなんでしょうか?



いったん下り、緩やかに登り返すと



明るい鈴ヶ峰山頂 (三等三角点 板取 395.32m)



 目の前は絶景! 海と太陽の町を実感します

下山後、宍喰の町を抜け、峠を越えて東洋町に戻る予定です



室戸岬や、古代官道が走る野根山方面を見る

雄大な景色を楽しみ、途中10人ほどの方と擦れ違い、登山口に下りて来た

宍喰の街並みを散策しながら通り抜け、



宍喰川に架かる宍喰橋(かもめ橋、泪橋ともいわれる)を渡る



徳島県最南所にある発心道場 「 古目大師(こめだいし) 」



古目関所跡



関所跡から200mほど進むと、車道左脇に「旧土佐街道(へんろ道)」の道標

石橋を渡り、鬱蒼とした林へ入ってゆく 道はあるのかしら?



小さな流れを渡ると、苔むす石や木の根が這う急坂になる



羊歯や倒木で歩き難いですが、

所々に「へんろ道」の札が掛かり、ルートは問題ありません



目の前が、阿波と土佐の国境です



古目峠(114mくらい)

安永と刻まれた地蔵と、○○神社五里半の道標



石畳が残る土佐側の街道



小さな谷を渡渉 水量が多かったら靴が濡れるかも?



甲浦東股番所跡



甲浦漁港から古目峠を振り返る

ここ甲浦は、古来、土佐の東玄関で、参勤交代にも頻繁に使われたそうです

土佐の殿様が出港したのはどこかなとか、熊野神社など見ながら

東股から西股へと海辺を歩き、「海の駅東洋町」に帰ってきた


竹ヶ島


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


「海の駅東洋町」で新鮮な魚や野菜、野根まんじゅうを買い、国道を北へ

宍喰浦の化石漣痕やみとこ展望台、水床湾の風化穴へ立ち寄りながら、橋を渡って竹ヶ島へ



国指定の天然記念物、宍喰浦の「化石漣痕(かせきれんこん)」

数千万年前は海の底にあった小山が、隆起したそうです



美しい水床湾(みとこわん)

美しさは、「南海の浮かぶ宝石」とも称されるそうです



水床湾の風化穴



竹ヶ島は、鈴ヶ峰、水床湾などとともに

四国の道(水辺探求の道コース 16.3q)に指定されています

車道の突き当り鎮座する竹ヶ島神社

国常立命ら祭神が祀られ、大漁と海上安全の守護神として崇められている

写真右奥「四国のみち」案内板の後から、反時計回りに歩きます



常緑樹の森につけられた遊歩道を緩やかに登る

「ビシャゴ磯」や竹ヶ島灯台への分岐がありますが、直進します



15分で、二等三角点 竹ヶ島(97.58m)

横に、東屋とベンチ、狼煙台跡の碑が建っている



前方の尾根向こうに、竹ヶ島灯台が頭を出しています



上りより下りの方が急坂です



20分で、遊歩道を一周してきました



住宅の間を抜け、竹ヶ島漁港に帰る



帰路、「キラメッセ室戸」で休憩

寒いので だるまさんもマフラーしています


高知、徳島の県境は見どころいっぱい、駆け足だったけど充実の散策でした

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