2023年11月23日  ”子石鎚山・大滝山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


今日は、(旧)土佐山村の大滝山(835.78m)に登ります

あまり馴染みのない山ですが、途中の子石鎚山が気になっていました

(グランパ単独です)


オーベルジュ土佐山P(6:50)〜(8:34)子石鎚山〜(9:18)大滝山(9:27)〜(9:50)子石鎚山〜(10:55)
                          (4時間5分)



「オーベルジュ土佐山」の直ぐ手前が、登山口



これから、崩落情報の確認をしてきます

道中、ポイント名や距離を表示した木板が、要所に置かれている



初めは、石屑の多いうっと暗い斜面をトラバース気味に登る



道が流され、テープを頼る所があります



30分ほどで、(支)尾根に出る

今日は朝から暑い もう大汗かいています



(廃)林道を横切る



快適な尾根道です



(廃)林道終点に出る



尚も、急尾根をどんどん進む



登山口から1時間10分 618mp手前で初めての眺望

北西方面を見る 綺麗な稜線ですが、何山かな?



子石鎚山(手前)と大滝山が姿を現す 大滝山が想像以上に精悍です

両山とも、頂上直下の登りがきつそう



直ぐ先の「第一見晴らし」から南を見る 真下に、久万川の集落

左奥は、烏帽子山や鷲尾山等南嶺かな?



明瞭な尾根道を進む



652mp手前のジャンクションにある「藤が滝頂上」標識

ここから90度折れ、大滝山目指し(大袈裟ですが)不帰ノ嶮のような細尾根を進む



いったん下って、上り返すと「踊り場」



子石鎚山が近づいてきた



ロープが設置された急坂を登る



ようきたね・・・かな?



ツガの巨木が数本見えてくると、子石鎚山頂上です



石組の祠

ネットで見た「子石鎚山 標高741m」の表示板は見当たらないけど



中に鎮座するのは蔵王権現、紛れもなく石鎚山です

どの地区の方々が管理されているのか分かりませんが、

この奥山で石鎚信仰を繋いでゆくのは大変だと思います



子石鎚山から4分下ると、キレット部の西側が大崩落

東側も急斜面で迂回できそうにないので、崩落縁を慎重に下りる



鞍部に下り、木の根を掴んで登り返す

崩れないことを、ただ祈るだけ



登り返して振り返る



露岩が多い痩せ尾根を進む 木があるので恐怖感はない



「第3猿討ち」 一服します



岩に上がり、北山や、高知市街地方面を見る



すでに葉を落とした木が多い中、貴重な紅葉です



立ちはだかる巨岩群

上ってみたけど、向こう側に下りられないので引き返す



巨岩左に、鎖が垂らされた迂回路が有りました



大滝山頂上はもう近いですが、先ず「魚売石見晴台」へ



分岐から左にほんの少し(20mくらいだったかな)進むと、「魚売石」



石に上がると足が竦みますが、目の前に今日一番の絶景が広がります

歩いてきた稜線を辿ると、モヒカン頭が目立つのはもちろん子石鎚山

沖の方から魚売りの声が聞こえてきそうです

(「魚売」は、そんな意味かどうか分かりません)



西方面、中央奥の尖がりは雪光山か(?)



分岐に戻り、大滝山へ



三方が開けた大滝山頂上 三等三角点 大滝(835.78m)

ピークハントなら、北側の「ふるさと林道 工石線」からが省エネコースらしいです



ススキの向こうに光る太平洋

もう少し視界がすっきりしていれば、室戸岬も見えると思います

10分ほど景色を楽しみ、来た道を帰る

山中4時間、誰にも会わず登山口に下りて来た 案外しんどい山でした



下山後、西側の中切地区から歩いた稜線を眺めたり、

滝や県道沿いの紅葉を楽しみながら、のんびり帰る



「山姥の滝」と紅葉



「ゴトゴト石」


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