2024年05月11日  ”皿ヶ嶺”


この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用。承認番号 平18総使 第582号る



薫風に誘われ、

アケボノツツジが、西赤石山や石鎚山へと咲き上がる季節になりました

・・・が、花付きがいまいちの上に、暴風と冷えが襲い、

兜岩や天狗岳が、ピンク色に染まる姿を想像できません

今日は、皿ヶ嶺で林床とブナ林の緑をのんびり楽しみます


駐車場(7:15)〜(9:10)十字峠(9:17)〜(9:27)皿ヶ嶺〜(9:56)竜神平(10:09)〜(11:00)駐車場
                     (4時間45分)



駐車場に、一番乗り (下山時は50台ほど停まっていました)

緑の風を受け、巨木や咲き残りの花々を見ながら緩やかに登る



ミズナラの巨木



樹間に上林や横河原地区、高縄山系の山々を見る



4m級の見事な大ブナ



足元には、子ブナがいっぱい!



伐採地から松山市街地を見る

”春や昔 十五万石の 城下哉” 

子規が詠った城下町を見ながら

この春、松山市の推計人口が50万人を割ったというニュースを思い出した

平成の大合併で県内の70市町村が20に減ったけど

人口減少に歯止めがかからなければ、また合併の話が出てくるのかな?



二等三角点・行長(1270.5m)を踏んでから5分弱で、皿ヶ嶺(1278m)



お気に入りの大ブナ



霊峰石鎚〜♪



緑光を浴びながら、ブナ林を下る



竜神平 緑が眩しい



急斜面で頑張る大ブナ 少し元気がありません



道を塞いでいたミズナラが伐られていて、ありがたく歩かせていただきました

この太い幹を伐るのは大変だったと思います



多くの登山者とすれ違いながら駐車場に帰ってきた

林床の花々は終盤、今日の主役は、なんといっても「新緑」です


皿ヶ嶺で見た花



ヤマブキソウ        ホウチャクソウ



ラショウモンカズラ         フタバアオイ



ヤマルリソウ       サルメンエビネ



クマガイソウ        ナベワリ



イチリンソウ        イワカガミの花後



チゴユリ       シャクナゲ



クロフネサイシン         ユキザサ



シコクスミレ          色褪せたシコクカッコソウ


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