2024年05月25日  ”西ノ冠岳・石鎚山”


アケボノツツジは、いつの間にか終わってしまい

シロヤシオは近年にない不作だそうです

初夏の山に紅白の彩が無ければ、登山者は気合が入りません

シャクナゲも裏年らしいですが、ちょっとだけ期待して

西ノ冠岳、石鎚山三角点を歩いてきました

(グランパ単独です)


土小屋(6:10)〜(8:10)面河道分岐〜(9:14)西ノ冠岳(9:50)〜(10:53)三角点
〜(12:02)弥山〜(12:22)二ノ鎖小屋〜(14:15)土小屋    (8時間5分)   



静まり返る土小屋

「石鎚山ヒルクライム10回記念モニュメント」



緑のシャワーを浴びながらブナ林を行く



第二ベンチ近くの岩場に咲く、ウスノキ



ミツバツツジと瓶ヶ森



新緑前線は天狗岳へ



表参道から面河道に入り、二ノ森への縦走路を行く

ミツバツツジと弥山



登山道沿いのイワカガミ



あの天辺へ

東面の急崖や、西尾根先端直下にシャクナゲ色が見える

いい予感〜



「西冠お花畑」のユキワリソウ



西日本一の山を背に誇らしげです



二ノ森への縦走路と分かれ、西ノ冠岳へ



白骨樹と高縄山系

気温が上がり始め、すっきり感がありません



お目当てのシャクナゲ〜♪

でも、これはまだ序章でした



薄い笹道を進む



西ノ冠岳頂上(1894m)

周りには、まだ蕾の木があります



頂上から石鎚山

右奥に、シロヤシオの筒上山と手箱山



ピークから西へ マイズルソウや・・・



イワカガミを見ながら荒れた尾根を進む



咲き始めは瑞々しい



根元曲がりから、雪の深さが想像できます

このシャクナゲ林を抜けると・・・



宝石を散りばめた冠が輝いている(1894mp付近)

二ノ森、鞍瀬ノ頭、堂ヶ森の三名山さえ、今日は主役を譲ります



3年前の5月29日は、この木だけが満開でした



石鎚山三角点へと続く稜線



まだ蕾の木、見頃の木、見頃を過ぎた木 いろいろです



急斜面を彩るシャクナゲ



足場の悪い急斜面で、写真ポイントを探すのは疲れるけど



疲れも吹き飛ぶほどの、見事な群生です

まさに桃源郷〜♪



上写真中央、大爆発の木をズーム

裏年なんてどこ吹く風とでも言いたげな咲きっぷりです



西尾根先端ピークの向こうは、松山市街地方面



シャクナゲを楽しみながら引き返す



縦走路から分かれ、深い笹をかき分け溝に足を取られながら三角点へ

カール状地形の奥に名山が並ぶ



最高のロケーションだけど、シャクナゲは色褪せています



瓶ヶ森



三等三角点石鎚山(1920.94m)



西ノ冠岳と標高が同じ位だけど、見頃の時季は微妙に違います

三ノ鎖の巻階段直下で、東稜経由のエントツ山さんにばったり

あれこれ他愛もない話をしながら暫く黄昏、弥山へ向かう



誰にも会わなかった西ノ冠岳に比して、こちらは大賑わいです

天狗尾根に下りるのに時間がかかりそうなので

天狗岳は眺めるだけにして、弥山を後にする



ヤマシャクヤクや・・・



登山道わきのマイズルソウなど見ながら、のんびり下りてゆく



土小屋に帰って来ると、人や車が溢れている

明日開催の「The PEAKS ラウンド15石鎚山」の受付をしていました


期待をはるかに上回るシャクナゲの大爆発、やっぱり行ってみないと分からんもんですねぇ

初夏の花巡りの締め括りに相応しい山行でした


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