アケボノツツジは、いつの間にか終わってしまい
シロヤシオは近年にない不作だそうです
初夏の山に紅白の彩が無ければ、登山者は気合が入りません
シャクナゲも裏年らしいですが、ちょっとだけ期待して
西ノ冠岳、石鎚山三角点を歩いてきました
(グランパ単独です)
土小屋
(6:10)〜(8:10)面河道分岐
〜(9:14)西ノ冠岳
(9:50)〜(10:53)三角点
〜(12:02)弥山
〜(12:22)二ノ鎖小屋
〜(14:15)土小屋 (8時間5分)
静まり返る土小屋
「石鎚山ヒルクライム10回記念モニュメント」
緑のシャワーを浴びながらブナ林を行く
第二ベンチ近くの岩場に咲く、ウスノキ
ミツバツツジと瓶ヶ森
新緑前線は天狗岳へ
表参道から面河道に入り、二ノ森への縦走路を行く
ミツバツツジと弥山
登山道沿いのイワカガミ
あの天辺へ
東面の急崖や、西尾根先端直下にシャクナゲ色が見える
いい予感〜
「西冠お花畑」のユキワリソウ
西日本一の山を背に誇らしげです
二ノ森への縦走路と分かれ、西ノ冠岳へ
白骨樹と高縄山系
気温が上がり始め、すっきり感がありません
お目当てのシャクナゲ〜♪
でも、これはまだ序章でした
薄い笹道を進む
西ノ冠岳頂上(1894m)
周りには、まだ蕾の木があります
頂上から石鎚山
右奥に、シロヤシオの筒上山と手箱山
ピークから西へ マイズルソウや・・・
イワカガミを見ながら荒れた尾根を進む
咲き始めは瑞々しい
根元曲がりから、雪の深さが想像できます
このシャクナゲ林を抜けると・・・
宝石を散りばめた冠が輝いている(1894mp付近)
二ノ森、鞍瀬ノ頭、堂ヶ森の三名山さえ、今日は主役を譲ります
3年前の5月29日は、この木だけが満開でした
石鎚山三角点へと続く稜線
まだ蕾の木、見頃の木、見頃を過ぎた木 いろいろです
急斜面を彩るシャクナゲ
足場の悪い急斜面で、写真ポイントを探すのは疲れるけど
疲れも吹き飛ぶほどの、見事な群生です
まさに桃源郷〜♪
上写真中央、大爆発の木をズーム
裏年なんてどこ吹く風とでも言いたげな咲きっぷりです
西尾根先端ピークの向こうは、松山市街地方面
シャクナゲを楽しみながら引き返す
縦走路から分かれ、深い笹をかき分け溝に足を取られながら三角点へ
カール状地形の奥に名山が並ぶ
最高のロケーションだけど、シャクナゲは色褪せています
瓶ヶ森
三等三角点石鎚山(1920.94m)
西ノ冠岳と標高が同じ位だけど、見頃の時季は微妙に違います
三ノ鎖の巻階段直下で、東稜経由のエントツ山さんにばったり
あれこれ他愛もない話をしながら暫く黄昏、弥山へ向かう
誰にも会わなかった西ノ冠岳に比して、こちらは大賑わいです
天狗尾根に下りるのに時間がかかりそうなので
天狗岳は眺めるだけにして、弥山を後にする
ヤマシャクヤクや・・・
登山道わきのマイズルソウなど見ながら、のんびり下りてゆく
土小屋に帰って来ると、人や車が溢れている
明日開催の「The PEAKS ラウンド15石鎚山」の受付をしていました
期待をはるかに上回るシャクナゲの大爆発、やっぱり行ってみないと分からんもんですねぇ
初夏の花巡りの締め括りに相応しい山行でした
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