天気予報は余り良くないけど 今日は「滝と紅葉」山行です
程野四滝の内、権現滝と大樽の滝は初めてなので、楽しみ〜♪
P
(8:43)〜(9:25)西滝登山口
〜(9:57)権現滝
(10:07)〜(10:31)大樽の滝
(10:45)〜(11:18)西滝分岐
(11:29)西滝
(11:43)〜(12:46)東滝滝つぼ分岐
(13:12)〜(13:39)東滝登山口
〜(13:48)P (5時間5分)
「グリーンパークほどの」学習館前に車を停め、歩き始める
多くの車とすれ違いながら車道を下ってゆく
今日は、お祭り広場でイベントがあるそうです 帰りに寄ってみましょう
車道分岐に設置された案内図 これから四つの滝を巡ります
水車小屋方面(右)への取り付きは、茂って歩き難そうな雰囲気でした
西滝付近の迫力ある大岩壁を見ながら車道を進む
歩き始めて40分程で車道終点 振り返る
遊歩道に入る 入口に四滝の距離を示した道標あり
権現→大樽→西→東と、巡ります
5分ほどで大岩が転がる谷に出る
心配していた水量はそれほど多くはなく、問題ありません
この上流に西滝があります
権現滝と西滝の分岐 直進し、まず権現滝へ
日比原、国道194号方面を見る 青空が広がり滝見日和です
権現滝(公称落差60m)
昔、この上にお寺があったそうですが、権現様が祀られていたのかもしれません
滝下を渡渉すると、
「大樽の滝→ 道幅が狭く急坂あり」の道標がある
巨岩下を抜け
お助けアンテナ線(?)をしっかりと掴んで大岩横を登る
次々現れる巨岩 左側は絶壁です
湿った落ち葉の下は、小石がゴロゴロ 転石を踏まないよう慎重に歩く
ここは滑ったら、アウトかも?
権現滝から約25分、道は奥へ続いていますが、道標に従い下ると
1分ほどで谷に出る ハート形の甌穴が迎えてくれました
これが大樽の滝?・・・では無いでしょう
じゃ、小樽の滝とでも名付けましょうか
左を見ると不気味な割れ目 大樽の滝(落差60m)の滝口です
ドウダンツツジの幹をしっかり持って、恐々覗き込む
滝面は垂直、水量が多ければ、
樽の栓を抜いたように水が飛び出し、放物線を描く豪快な滝だと思います
ドローン画像を見てみたい
滝から下方へ目を流せば、渓谷を覆い尽くす見事な紅葉
が、足場が悪いので、のんびり感動もしておれません
道標の建つ遊歩道まで登り返し、来た道を引き返す
西滝分岐まで戻り、小休止後、緩やかに登ってゆく
分岐から5分で、手摺が設置された西滝(赤滝)(落差100m)展望所
紅葉を割き何段にもなって落ちてくる一筋の流れが、天に昇る白い龍に見えてきます
絶景を目の当たりにして、日差しが無くなったのがちょっと残念でした
日に輝けば、見事な「一幅の絵」になるでしょう
大岩壁基部を下ってゆき
巨岩だらけの滝直下を渡渉し
西滝(最下段かな?)を見上げる
「西滝は商人滝ともよばれ、伊予に通じる往還路をもっている」そうです
地図に北側の戸中への破線道がありますが、今はどうなんでしょう
西滝から数分で、分岐
水車小屋への道が気になりますが、ここは左、滝の上・東滝渓谷へと登ってゆく
巨岩横のガレっぽい急坂を一旦下り、鉄橋を渡る
遊歩道沿いに流れ落ちる無名滝ですが、風情がありますねぇ
直ぐ先の神様に倣って、「荒神の滝」ではどうでしょう?
山の神様と荒神様が祀られた岩屋
振り返る 東西4qもの大断層崖を歩いているのでこんなところばっかりです
木が無ければ、眩暈がするかも?
覆い被さりそうな大岩壁基部を歩く
アサマリンドウに癒され、木段を登る
分岐(標高800m位)を右へ 東滝渓谷へ下りてゆく
東滝の滝口 もう初冬の景色です
突先まで行き、ワイヤー越しに覗いてみましたが
木が邪魔して全貌が見えません
急峻な左岸を滝つぼへと下ってゆく
樹間から東滝を見る 遊歩道の斜度が分かります
転げ落ちそうな斜面を下ると
分岐に下り立つ 右、東滝滝つぼへ
巨岩を仰ぎ見ながら進むと
東滝(トトロ滝)(落差100m)
四滝のうち最も水量が多く、壮観な滝です
優美な滝に彩を添える紅葉、ひと際鮮やかな朱色が目を引きます
本日最後の「滝と紅葉」を、思う存分に楽しみました
分岐まで戻り、満足感に浸りながら東滝登山口へ
対岸を見れば、絶壁をへつるように歩いてきたことが分かる
あんなところによく遊歩道を造ったもんですねぇ
アララ、まだ気が抜けません
転がり落ちてきた岩が道を塞いでいます
竹林がチラホラ見え出せば、何となく昔の住居跡の雰囲気が出てくる
やがて竹林に囲まれた石垣や廃屋を見ながら進むと、車道が見えてきた
東滝登山口に下り、車道を歩いて駐車場へ
歩き難い道に思わぬ力が入り、足は少々疲れましたが
「滝と紅葉」「岩と紅葉」は、スリル満点で面白かったです
さぁ、お祭り広場へ行ってみましょう
お祭り広場で開催されている「体験の国 ほのほの王国」
広場の入口付近には、働く車が勢揃い
パトカー、消防車、救急車、郵便車、トラクターショベルカー
そして国土交通省の巨大照明車などが停められ、子どもたちの人気を博している
滝巡りの途中、突然サイレンが聞こえてびっくりしたけど
音の主は消防車だったみたい
美味しいものいっぱいのテントを覗いた後
舞台から響いてくるスティールバン演奏を聴きながら、芝生に腰を下ろし寛ぎました
お祭り広場近くのヘリポートから「吾北のナイヤガラ」を望み、
国道194号から巨大な砂防ダムのような大樽の滝をズームして
見どころいっぱいだった滝巡りを締めくくり、帰路に着きました
歩いた道 ホーム