先週は、大断層崖に架かる程野の滝巡りでしたが
今日は、海辺の大断層が荒波に侵食された雄大な海崖を歩きます
「四国のみち 千羽海崖を望むみち」は、JR日和佐駅から山河内駅まで、12.2q
途中、東屋が設置された休憩所が5ヶ所あり、道はよく整備されていますが
擬木階段のアップダウンが延々と続きしんどいです
千羽海崖を訪ねるのは18年振り
ダイナミックな海食崖と雄大な太平洋を眼に浮かべながら日和佐へやってきました
今回は、JR山河内駅から日和佐駅(+薬王寺)まで歩く予定ですので
千羽ヶ岳からの後半に絶景ポイントが現れます
JR山河内駅
(8:40)〜(9:09)登山口
(9:18)〜(10:26)△奥潟
〜(11:10)千羽ヶ岳
(11:25)
〜(12:20)嵐瀬休憩所
(12:35)〜(13:05)大磯休憩所
(13:13)〜(14:00)日和佐城
(14:05)
〜(14:22)JR日和佐駅〜(14:30)薬王寺
〜(14:40)薬王寺P (6時間)
JR日和佐駅
薬王寺の瑜祇塔(宝物展示)が朝日に輝いています
7分で、JR山河内駅 「四国のみち」案内板が建っています
白沢川沿いの車道を奥へ
ホタルが居りそうな川じゃねぇと話してたら
やっぱり!
「ほたる村CAMP FIELD」を過ぎ、白沢集落を抜けると
山河内駅から30分ほどで、登山口
「千羽休憩所3.8q」の道標があります
小休止後、 「四国のみち」を緩やかに登ってゆく
登山口から20分で擬木の階段が現れる
500段くらい(あったと思う)頑張ると、電波塔に出る
電波塔から疑木の階段を下り、尾根を左に道草します
羊歯の中に、四等三角点 奥潟 265.39m
三角点奥に、電波塔
7分で往復し、「四国のみち」を進む
この辺りが今日の最高点(標高270mくらい)です
南阿波サンライン(千羽トンネル)への分岐を右に分け、階段を登る
2006年3月に歩いた時は此処を下り、トンネルを抜け竜宮公園まで帰りました
ひたすら階段を登って
コース中間点・千羽休憩所
千羽ヶ岳 (三等三角点 一ツ橋 245.34m)
国定公園に指定された約2qの海蝕崖です
左に牟岐大島、中央右寄りに懐かしい出羽島が浮かび、その奥に室戸岬
手前の外牟井ノ浜を見てみたいけど、これ以上覗き込むのは無理です
伐採地境界を歩く
通り岩休憩所
見えるのは大海原だけです
ウバメガシやヤマモモの並木道を下る
常緑樹が多いので景色は乏しい
遊歩道脇の崖から嵐瀬休憩所方面を覗き見る
左折すれば「←日和佐町近道」 エスケープルートです
階段を登り切ると、嵐瀬休憩所
以前は、もう少し視界が広かったと思います
嵐瀬休憩所から一旦下り、ジグザグと階段を登り返せば
今日、三つ目の三角点 (四等三角点 大磯 128.64m)
後ろに「千羽富士」の山名板が掛かっている
断崖を黄色に染めるツワブキ
樹間から、薬王寺方面
大磯休憩所
ズームすれば、不気味な口を開けた「恵比須洞」
山頂部に遊歩道や神社が見えている(下山後、訪ねる予定です)
平家岩 グレやアイゴが釣れるそうです
指ノ鼻休憩所から、阿瀬比ノ鼻を見る
爆弾投下跡
第二次世界大戦の終戦間際(1945年8月)
飛来した米軍戦闘機が投下した爆弾のうち、狙いが外れた一発がここに落ちたとか
豪族・日和佐肥前守築城の日和佐城跡
元亀・天正(1500年代初め)頃、阿波侵入を目指す長宗我部軍を防ぐために築かれたそうです
標高65mの城山山頂にそびえる白亜の天守閣を見ながら港内を歩き
JR日和佐駅前を過ぎ、R55 を横切る
さぁ、本日最後の階段と、厄落としの石段を踏みしめ
四国霊場第二十三番札所 医王山薬王寺に参拝し、駐車場に帰る
恵比須洞へ、車で移動
県内最大の海蝕洞です
狭い遊歩道を下ります
アララ、また階段です
荒々しい岩肌を縫うように道がつけられている
満開のアゼトウナ
不気味な雰囲気の海蝕洞門が口を開ける
説明に拠ると、此の洞穴にイワツバメが棲息しているそうです
ホテル白い燈台、恋人岬方面 左奥が大浜海岸
螺旋状に設置された階段を登る
阿瀬比ノ鼻方面
展望台から、太平洋に突き出す千羽海崖を見る
標高52mの山頂に祀られた恵比須洞神社
この後の石段の急なこと!(斜度が45度くらいに感じられました)
今夜の夢には、階段が出てきそうです
うみがめの産卵地として有名な大浜海岸
その奥に連なる「四国のみち」を感慨深く眺め
「道の駅 日和佐」で買い物をして、帰路に着きました
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