梅雨明けしたらアルプスも気になり出すが、行きと帰りとお山で最低3日はかかる
このところちょっと忙しくて、なかなか計画が立てられない
そこで、お花畑が広がる近場のお山と言えば・・・何と言っても、ユートピア〜♪
お天気も好さそうだし、宝珠尾根をのんびり歩き伯耆大山の雄姿を眺めて来よう
今日は、むらくもさんたちも振子沢からユートピアを目指されているそうだ
ひょっとして象ヶ鼻でバッタリ出来るかな〜?
7時前、南光河原駐車場は既に満車
博労座駐車場に着くと、中学生ぐらいの団体が一斉にお山に向かっている 何か大会が有るのかな?
主峰に雲がかかっているが、そのうち退くだろう 準備して、7時10分出発する
大山寺参道を行く登山者 右折(夏道)、直進(宝珠尾根コース)とそれぞれに進んで行く
大神山神社奥宮にお参りして、登山道に入る 直ぐに左折して沢を登って行く
治山道路を横切り、再び登山道に取り付くところは渋滞中 団体さんの後に続き、下宝珠越を目指す
真っ白なクサアジサイが涼しそうに見えますが、暑くて汗びっしょり
下宝珠越からは快適なブナの道 爽やかな風が吹き抜ける
ブヨに咬まれたのか、腕が痒い(普段、あまり咬まれないんだけど、今日は2箇所も)
中宝珠越で小休止しながら、咬まれたところにベトネベート軟膏をすり込む
一旦下って、回り込めば右側が切れ落ちている崩壊地
ロープ場 足場がそこそこ確りしているので登りでロープは必要ないが、下りの時は安心かも
樹間に、荒々しい主稜線が垣間見える 空は真っ青、雲一つない 樹林が切れたら暑いだろうな
「この先危険」の看板を過ぎ、大岩をクリアーして崩壊箇所を過ぎれば、間もなく上宝珠越
帰りは、此処から宝珠沢へ下りおきまりの砂スベリ〜
緩やかに登りながら剣谷をトラバースして尾根に出ると、三鈷峰とユートピア避難小屋の分岐
上宝珠越からすれ違いも多かったけど、暑さの所為か思ったより時間がかかった
先ずは三鈷峰頂上へ
三鈷峰から雄大な本峰を眺めれば、主稜線を歩いている人が小さく見える
登山道にも、人、人、人
今日の伯耆大山は、満員御礼の垂幕がかかるだろう
宝珠尾根でお会いした高知のNさんご夫妻も、弓ヶ浜を見ながら休憩中
先週は東赤石山で、2週続けての花のお山だそうです
三鈷峰を後にし、お花畑を楽しみながらユートピア避難小屋へ向かう
ピンク色や瑠璃色が風に揺れる中、朱色のコオニユリがアクセントを添える
そうそう、上宝珠越を過ぎた辺りで、ウグイスの囀りが聞こえていたけど
昨年、精一杯のおもてなしをしてくれたユートピア君だったのかな?
振子山方面へ下ったところのお花畑も素晴らしい
むらくもさんたちに会えるかな〜と思ったけど、緑に生い茂った振子沢に人影は見えない
既に剣ヶ峰方面に行ったのかもと、象ヶ鼻に登り返し主稜線を見上げる
象ヶ鼻から、沢山の人が寛ぐ三鈷峰をズーム
大展望を楽しみながらのサンドウィッチ休憩後、ちょっと一服・・・あれれれ?
グランパにとっては、水の次に大切な「た・ば・こ」が有りません
上宝珠越で一服した時に落としたに違いないと、そそくさとザックを背負って下り始めました
たくさんの方々とすれ違いながら、やっと上宝珠越
先程腰掛けた辺りを探すけど、無い (何処かでゴミに成ったようです 済みません)
さぁさぁ、気を取り直して砂スベリへ〜
夏場ですので沢の傷みも酷く、春先の様に流れるようには滑れませんが
それでも、あっという間に元谷 何時もと変わらずホソバノヤマハハコが元気です
それにしても、暑い! こんなところで熱中症にでもなったら大変
行者谷の小さな流れでタオルを濡らし、顔や首筋を冷やして小休止 やっと人心地つきました
大堰堤が近付くと、行者コースの方から列をなして登山者が下りて来ている
緑濃い佐陀川沿いを歩いて、大神山神社奥宮 わき目も振らず大山寺参道を急ぎ、博労座駐車場着
お山を見上げながら、美味しそうに一本燻らせていましたが
私は、参道で見かけたかき氷ののぼり旗が目の前にちらついて離れませんでした
ユートピアのお花畑は十分感動だったけど、何か物足りない やっぱり花より団子(かき氷)かな〜
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