2016年01月10日  ”紫雲出山”



GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
承認番号 平18総使 第582号る



浦島フラワーパークP(11:10)〜(11:50)林道終点登山口〜(12:10)遊歩道〜(12:30)山頂(12:45)
(13:35)箱峠〜(14:00)仁老浜〜(14:10)糸ノ越バス停                    (3時間)


昨年の正月11日、箱峠から登った時、積(つむ)集落へ下りる道が無いかと

竜王社付近を探したけど、辺りは絶壁に近い斜面で、とても無理!

ところがその後、むらくもさんとピオーネさんが積から登られたとお聞きし、何時かはと思っていた

今日はお天気も良いし暖かい 「海から歩いてみようや」



海岸沿いにある「フラワーパーク浦島」の広い駐車場に車を停める

花に囲まれた道を歩いて積バス停(念のため、西周りのバスが2時48分にあることを確認)

県道沿いの立派な木は、香川の保存木「積の雌雄クロガネモチ」



一区間歩いて、黒崎バス停から舗装路を上がってゆく 暫く進むと、配水池で行き止まり

少し引き返し 石仏に見送られ住宅の間の坂道を進むと、舗装が途切れ畦道になる



振り返れば、穏やかな海に浮かぶ粟島  程なく右手に小さなお堂(天神様か?)がある



明るく広い尾根道を緩やかに登って行くと、林道の終点に出会う

回転場の左に「紫雲出山 登山入口」と朱書きされた案内板がぶら下がっている



道が崩れた箇所に竹で造った橋が架かる 

昨春、「積 楽しまん会」の皆さんが整備されたそうだ ありがたく渡らせて貰いました

稜線直下の壁が近づき斜度が増すと道は右に振り、しばらくジグザグ登る

道沿いにヤマザクラの古木 年数が経ちかなり傷んでいるが、等間隔に植えられたような・・・

この上に祀られている竜王社の参拝道だったのかもしれない



紫陽花の株の間を抜けると、遊歩道のヘアピンカーブにひょっこり飛び出す 

此処は、駐車場から200m位上がって来たところ 

こんなところに道があったなんて、ほんまびっくりぽんでした

頂上へと続く桜並木は、甘い香りを漂わせて水仙が満開〜♪



先ずは、石槌大権現様に新年のご挨拶 「今年も宜しくお願いします」

凛々しいお姿の、金剛蔵王権現、龍王吼蔵王権現、無畏宝吼蔵王権現を拝するのは一年振り

地元の方がお参りされたのでしょうか、金粉入りのお神酒が供えられていました

竜王社横の切り開かれた展望場から積集落を見下ろす

浦島フラワーパークで主の帰りを待っている車が、ポツンと一台



陽だまりに咲く水仙越しに丸山島、蔦島、観音寺市方面

吹く風はちょっと冷たいが、暫く頂上からの大展望を楽しむ

左下に生里、仁老浜漁港、その右の突き出た半島の突先に三崎灯台

何処までも続く青い海 絵に描いたような風景が広がっています

さて、下山はどうしよう?



ピストンor箱峠、どちらにするか決めかねていたけど・・・

やっぱり箱峠に下りようかと、延々と続く階段を下って行く

鞍部から登り返し、「新田の城あと」を過ぎた所で、紫雲出山を眺めながらお茶休憩



休憩後、またまた階段道を下り、箱峠着



5年ほど前、大浜から仁老浜・三崎灯台を目指したとき

「生里漁港0.8km」と書かれた道標を見て左折

行けども行けども車道から逸れる道は無く、仁老浜に着いてしまったが

何の事はない 峠から箱側に少し下れば「仁老浜を経て三崎灯台3.3km」と書かれた立派な道標がある

折角だから、仁老浜まで歩き三豊市コミュニティバス荘内線で積バス停まで帰ろう

所々イノシシの痕跡がある落葉フカフカの道を歩いて、池の側に下りて来た



仁老浜のバス停が直ぐ其処に見えているが、時間があるので糸ノ越バス停まで車道を歩く 

バス停横の石仏に石鉄山の文字が刻まれている 思わぬ出会いに顔が綻ぶ

地元の方に、石鎚山の事や、昔は子どもも多かったけど今は年寄りばっかりじゃ等とお聞きし

あれこれ話していたら、定刻2時37分にバスがやってきた

西回り、東回り2系統で、平日は計15便、祝祭日11便 大体30分で一周するそうだ

運転手さんにお礼を言って積バス停で下車 花咲く道を海に向かってのんびり下って行く

豊浜の「うまじ家」で頂いたうどんが程よくこなれる3時間のお手軽ウォークでした

海が輝き、日差しも柔らかい 荘内半島春近し お伽の山を彩る1000本の桜が待ち遠しい

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