2016年12月23日  ”七ツ淵”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る

イオン駐車場  A 望六峠   三宝山(様)  七ツ淵山   七ツ淵  椎野峠


(8:50)〜(9:05)嘉助道登山口〜(10:00)望六峠〜(10:40)三宝山(三宝高峯神社)
(11:15)
七ツ淵山登山口〜(11:30)七ツ淵山〜(11:45)神社〜滝巡り(12:30)神社(12:50)
(13:35)北山スカイライン・七ツ淵分岐〜(14:00)椎野峠〜(15:05)P  (6時間15分)


冬型の気圧配置になるとお天気が好いのは、何と言っても高知です

昨日はかなり雨が降ったようなので、七ツ淵の滝も見応え有るでしょう


登山口周辺の住宅街で狭い路地に入り込んではバック、
駐車出来る場所は有りません

 帰りに買い物もすることですし、イオンに停めさせて貰って歩くことにします



イオンから適当に住宅街に入って行くと、「←金谷橋バス停・七ツ淵→」の道標が有る

登山口で準備をされている方にお会いして、いろいろとお話を伺う

何と、七ツ淵へは今年295回目、通算でも800回だとか!

登山口すぐ左、幕末維新で活躍された伯爵・土方久元生家跡を覗いてから出発

今日は嘉助道を上がって、西の椎野道を下りてくる予定 初めての道はワクワクです



竹林の道を歩く 鳥居を二つ過ぎ、木彫りのフクロウ一家や手造りの小さな水車を見て

四方竹に囲まれた登山道を抜けると



望六峠に飛び出す  此処は土佐山村と高知市を結ぶ北山越えの峠

峠にある望六茶屋は、かつては七ツ淵神社参拝の休憩地として賑わったそうです

南を見れば雲の隙間から日が差し、太平洋が輝いている



茶屋横から谷筋をゆっくり下り七ツ淵へ 周りには四方竹が目立つ

橋を渡り、高い石垣横を抜けると車道に出る(右写真は振り返っています)



車道を少し進み、鳥居を潜りすぐ民家横から山道に入る

棚田の風景や、趣のある道標が導く雰囲気の良い道ですが、案外きつい登りです



ちょっと寄り道 三宝様の指標に導かれ急坂を登って行くと、祠が祀られた大岩に飛び出る

大岩からは、思わぬ大展望〜♪

祠には三宝高峯神社が祀られており、昔は、この下の集落の方たちが集まってお祭りをしていたそうだ

 展望を楽しみながらのお客は、
何時もよりお酒がすすんだかも?



三宝様分岐まで引き返し、山道から車道に出た所に七ツ淵神社鳥居  

真っ直ぐ延びる参道をゆっくり下る 小さな橋を渡れば、七ツ淵神社のたくさんの鳥居が迎えてくれる



神社はもう目の前ですが、その前に七ツ淵山へお邪魔します

鉄塔巡視路(38)に入る えーこんな道?と思いながら急坂を少し頑張ると、まずまずの道になる

谷沿いを緩やかに登ると、10分ほどで鉄塔が立つ尾根に出る



山頂へは、距離は短いけど急登  やれやれ、七ツ淵山(396.1m)です



参拝道に戻りベンチで休憩後、龍神さんが祀られている七ツ淵神社にお参りしてから滝巡りに下りて行く

七ツ淵は、神社すぐ横から下流に向かって

菅生瀑、武者カ瀑、孕瀑、甲瀑、藤カ瀑、渡カ瀑、下女カ瀑の七つの滝が連続します



高巻きしたり、滝に下りて登り返したり、滝巡りはしんどいです

豪快に流れ落ちる5段目の藤カ瀑から渡カ瀑へは渡渉します

靴を濡らしながらも、グランパは対岸に飛び移る でも私は、「此処で待ってるわ」

落差が一番大きく豪快に流れ落ちる下女カ瀑は、どことなく物悲しい雰囲気が漂う


源平争乱の時代、此処まで落ち延びた女人がこの滝壺に身を投げたと伝わっている



遊歩道はここで終わり 下女カ瀑は落差が大きいだけに登り返しがきつい

グランパの帰りを待って、最後の鉄階段を登れば神社です 

滝巡りでお腹も空いたのでランチ といってもカップ麺ですが、温かくて美味しい



来た道を引き返しても良いが、椎野峠まで車道を歩く

北七ツ淵集落活動センター「たけのこの里」付近から、七ツ淵山を振り返る

北山スカイラインの合流点までは上りが続く 振り返ると、あの岩山は黒滝峰かな?



上り切るとスカイラインに合流 椎野峠へは左へ下る

2008年「北山スカイラインの道」を歩いた時は、此処を右折して8.5km先の円行寺を目指した

円行寺からその先の高知城までも遠かったけど、よう歩いたねぇ  今は、気持ちがついていかん

神社から1時間10分もかかってやっと椎野峠 

畔に腰掛けみかん休憩(右写真は峠で振り返っています)



車道を少し下って、指標に従って椎野道に入る 広くて歩き易い道ですが古道の雰囲気は乏しい

車の音が聞こえ出し、左の谷側を見下ろすと高知自動車道が走る



車道に出合い、日差しが柔らかい高知市街を眺める

村野三柱大神を祀った神社を過ぎると、人家が現れ、吉弘古墳20mの指標につられ寄り道

常夜燈(椎野道の登り口かな?)を見て、交通量の多い年の瀬の県道を歩き駐車場に帰って来た

北山の峠を越えて七ツ淵への道、里山にしては歩き甲斐ありました

さぁ、買い物して今夜は鍋で温まろうか


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