2017年01月09日 ”烏帽子山・鷲尾山”



GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


P(ディスカウントストア駐車場) A(和霊神社) B(土佐石鎚教奥之院) C(烏帽子山山頂・石土神社)
 D(吉野分岐) E(石鎚神社・稲毛神社) F(石土神社)


今日は、坂本龍馬ゆかりの和霊神社から干支の山、石鎚神社4社を巡り

〆は、今年初の「塩たたき」と盛りだくさんの山行です

冬型の気圧配置で何処も時雨れそうですが、高知市内は嬉しい晴れマーク


ディスカウントストアP(9:55)〜(10:10)和霊神社〜(10:40)土佐石鎚教奥之院〜(11:00)白土峠
 (11:15)柏尾山手前〜(11:30)白土峠〜(12:00)烏帽子山(12:10)〜(12:40)鷲尾山(13:00)
(13:15)
吉野分岐(13:35)吉野登山口((13:50)石鎚・稲毛神社(14:10)石土神社(14:20)
                                          (4時間25分)



駐車場を探して神田地区をうろうろしたが、停められそうなスペースが無い

少し離れたディスカウントストアーに停めさせて頂き歩き始める

「和霊神社徒歩10分→」の道標に従い、住宅地に入って行く

「龍馬脱藩の道」を少し遡ると、左に和霊神社が見える



神社前に数台停められる参拝者用の駐車場がありました 鳥居を潜り苔生した石段を上る

和霊神社は、脱藩の決意を固めた坂本龍馬が、文久2(1862)年3月23日武運長久を祈願したところです

参拝し、神社上から山道に入る すぐ左に分かれがあるが、直進



小さな谷を渡り、谷沿いをどんどん上り、林道を横切ると左に鳥居が見えて来た

小高い丘の上に、土佐石鎚教奥ノ院

奥ノ院を後にして直ぐ石鎚神社の鳥居があり、ご年配の方々が日向ぼっこをしている

お聞きすると、今はご神体をお返ししているが、ご自宅で石鎚さんを祀られていたそうだ

石鎚神社の鳥居が玄関だなんて、全国津々浦々探しても先ず無いでしょう

もう一つ驚いたのが、未だアサガオが咲いていた事!  暖かいんですねぇ 



「気を付けて〜」と皆さんに見送られて、福祉牧場の孔雀や鶏を見ながら車道を歩く

鷲尾山県立自然公園への車道を横切り、「神田石土神社→」の道標少し上から登山道に入る

登山道5分で一旦車道に下りる(登山道は上に続いている) 車道を少し進むと、白土峠



入口に、柏尾山0.9km 烏帽子山0.9kmの道標がある ちょっと柏尾山まで往復してこよう

すぐ、春野芳原への道を左に分け直進すると、10分で展望岩場 太平洋が光っている



稜線を進むと、電波塔に出た この先、道は下り気味に続いている

柏尾山には三角点も山頂表示も無かった筈、この辺りが一番高いので多分頂上でしょう

後からログを見たら、まだかなり先でした もっとしっかり下調べせんと

引き返す途中、木の間に高知市街地方面を見る 先月歩いた北山に雲が流れてきている

今日のコース北側の展望はここだけだったと思う 折角の稜線歩き、スカッとした展望場が欲しい



峠から車道を少し歩いて登山道に入り、木の根の這う坂を登って行く

車道に出て少し進むと、大きな電波塔 グランパは左へ回り込み、鳥居を潜って山頂へ

私は、直進して山腹に付けられた鎖を上がる



烏帽子山(△359.1m) ここにも石土神社(神田石土神社) この地区は石鎚信仰が篤い所なんですねぇ

烏帽子は八咫烏を表現しているそうです 烏の字も入っていることだし干支の山仲間に入れてもいい?

 

急坂を下っていると、後ろからトレランの女性が駆け下りて来た

今日は多くの人にすれ違ったが軽装の方が多い 裏山でちょっとトレーニングの感覚なんでしょう

次の目的地鷲尾山と、浦戸湾、桂浜 遠くに室戸岬方面も見えている

 

鷲尾トンネル北口への分岐 この後、土佐塾高校手前の鞍部から吉野に下りる予定です

階段道を上り返すと展望が開け・・・・・・

 

干支の山・鷲尾山(306m)到着  8年振りです

振り返れば、南嶺の盟主に相応しい端正な烏帽子山

南側には大展望が広がっている 地球が丸いことを実感しながら小休止

 

横浜ニュータウンへの道を右に分け、宇津野山への分岐二ヶ所をそれぞれ右に分け下ってゆく

「前方左は急坂路」と書かれた標柱を振り返り見て、分岐道標「吉野→」に導かれ左折

 

今までのよく整備されていた道に比べれば、石がゴロゴロした急坂で歩き難い

あまり歩かれていないのかもしれないなと思いながら下って行くと、たくさんの墓石が転がっている

文政五年 正月三日とあるから、今から195年前 

尚も下って行き新しい墓地が出て来ると、下から車の音が聞こえ出した



車道に下り立ったが、さてどっちへ行けばよいのか?

左に登り返し、橋を渡った右路肩に鉄塔巡視路を見つけ、覗き込んでみる

(もう少し進めば、正規の登山道が有ったかもしれません)



薄っすら踏み跡らしきを辿り、急坂を2分ほど下ると道標が現れた 良かった

川沿いを少し下ると、苔生した大きな案内板が設置されている ここが登山口でしょう

「ホタルの里 神田」のプレートが設置された川の流れの中に小さな魚を見付けたり

塀からはみ出るナンテンの赤い実に冬を感じながら下ってゆく



神田集落の石鎚(鉄)神社・稲毛神社(大明神)

畑の隅っこに、コスモスの花が揺れている!

「土佐養生膳 加尾の庭」 龍馬初恋の人、平井加尾ゆかりの庭だそうだ



住宅街に、「石土神社 入口」の石碑

此処が神社の入口?と思いながら狭い路地に入って行くと、細い急な石段が現れる

石段を上がりながら振り返れば、今日歩いた烏帽子山の稜線が日に輝く

石土神社の扁額がかかる鳥居には、お正月らしく鮮やかな色の橙が付いた注連縄が飾られている

参拝し、神社を後にする  「さぁ、塩タタキを食べて帰ろう」 

石鎚に関しては、こちら! 赤いクレパスさんの「石土神社」を見てください

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