2018年08月18日  ”石鎚山”

子どもたちや孫が帰省し楽しく賑やかだったお盆も終わり、また静かな我が家に戻りました

夜半には虫の音が聞こえ、 暑さも少しは落ち着いたようです

そろそろ、お山は秋の気配が漂い始めたかもしれない


土小屋(6:55)〜(7:50)東稜分岐〜(8:40)二ノ鎖元〜(9:10)弥山(9:35)〜天狗岳
弥山(10:40)〜(11:00)二ノ鎖元〜(11:45)東稜分岐〜(12:50)土小屋(5時間55分)



定番スポットから石鎚を見る

シラサ峠に秋の気配〜♪  車外温度は12度、車から出たら寒いです



土小屋から眺める本峰が近い  ささっと準備し、ヤッケを羽織って歩き出す

温もって来たので、第一ベンチで衣服調整 と言って、暑くも無く快適です

朝の光に輝く剣山 その向こうに、西条の街

東稜分岐を過ぎると、暫くはレイジンソウが目を楽しませてくれる

 

オオマルバノテンニンソウが ルンゼを埋め尽くし、見応えあります

ナンゴククガイソウなどの夏の花は殆ど終わっていたが、シコクフウロは綺麗〜



  まだまだ元気なシシウドの奥で、南尖峰が覗いている

二ノ鎖元  秋空に瓶ヶ森がクッキリです



一人オクサリをかけるグランパは、鳥居を潜って二ノ鎖へ

オクサリ途中で振り返る 絶景、絶景〜



腕力が落ちたなぁと思いつつ、二ノ鎖から三ノ鎖へ

オクサリとシラヒゲソウ 不安定な足場で苦労して撮ったそうです


一方、グランマは巻道沿いの花々を楽しみながらのんびり弥山を目指す



シラヒゲソウとダイモンジソウ                 ミヤマトウヒレン



イシヅチノダケ           西ノ冠岳の向こうに広がる西条市街



頂上社にお参りしてウロウロした後、もう着いても良い頃なんだけどと三ノ鎖を見下ろしていたら

「此処が頂上ですか?」と、元気な小学生の兄弟

そして、お父さんが登って来られ「途中で、写真を撮ってましたよ」と教えてくださった

「あ〜しんどかった」と、やっと到着したグランパ 

三角点方面を眺めながら、小休止です



さぁ、天狗岳に向かいましょう

天狗尾根に咲く、ミヤマアキノキリンソウ



岩尾根基部を歩く従来のルートは植生保護の為通行止 岩に付けられた〇や→マークを辿って岩場を行く

最初の岩場をクリアーして、振り返る



北側は断崖絶壁、覗き込めばちょっと怖いかな

岩の隙間に、小さい秋み〜つけた♪



西日本最高峰・天狗岳(1982m)

オクサリで出会った4年生と6年生の兄弟は、南尖峰まで足を延ばしています



1時間ほど天狗尾根を楽しんで、賑わう弥山着

山頂小屋で少しお話してから、下山します


後から分かったのですが、三嶺でお会いした可愛い山ガールちゃんとお父さんも登られてて

三ノ鎖巻道ですれ違ったみたいです(花々に見惚れていたのか、気が付かずに残念!)

今日出会った兄弟も、初めての石鎚を満喫してましたが

山好きな子どもたちが増えるって、本当に嬉しいことです

きっと、山も喜んでいると思います


さて、下山後は石鎚スカイラインを下り面河渓へ

昨年の面河古道散策の折に行きそびれた鉄砲石川沿いの景勝を巡ります



国民宿舎に車を停め、鉄砲石川キャンプ場の道を進む

左にパノラマコースを分けて素掘りのトンネルを抜け、面河川支流の鉄砲石川沿いをゆく

程なく、「櫃ノ底」の指標

ご飯を保存していたお櫃に因んで名付けられたという滝壺は、碧く澄んで神秘的です



キャンプ場も賑わっています

花崗岩の節理が造り出した奇岩が現れる 錦渓橋の左手に、「お月岩」



錦渓橋の右手に「兜岩」「鎧岩」

河原へ下り、兜岩を見上げながらの水遊びも気持ちが良い



切り立っ岩壁沿いの道を尚も進むと、布引滝

滑滝ですが、水量が有れば大迫力でしょう

未だ道は続いているけど、此処で引き返しキャンプ場へ



「紅葉石」 カエデのような形に電気石が結晶していることで、この名前が付いたらしい

キャンプ場を歩いていると、何処からか呼ぶ声が・・・何とヤマガツオさん!

ロープワークの講習後は、楽しい宴会が始まるんでしょうねぇ

明日は面河川本流を遡行するとか、お聞きするだけで涼しそうです



キャンプ場から滑らかな川床へ下りていけば、其処は天然クーラー

透き通った川の流れを楽しみながら涼に浸り、極楽、極楽

一時間ほどの散策を終え、国民宿舎に帰って来た

五色橋から沢山の方々が楽しまれている亀腹を眺める 夏はやっぱり水遊びですね〜♪

渓泉亭でコーヒータイム後、涼しい面河渓を後にする

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