2019年04月20日  ”三辻山・工石山”



「アケボノ咲きました!」

山友の、ギッチャンや紅千鳥さんから嬉しい花便りが届き

ワクワクしながら工石山に向かいます


ふるさと林道P(6:30)〜(7:20)黒滝峰〜(8:00)三辻山〜(8:35)杖塚〜(9:30)北ノ頂〜西尾根岩場
北ノ頂(10:05)〜(10:10)南ノ頂(10:30)〜(11:50)杖塚〜(12:05)P         (5時間35分)



ふるさと林道路肩の空きスペースに車を停め、歩き出す

工石山登山口を左に見て、作業道を直進 「三辻山→」に従って山道に入る

3分で、三辻山直登道を左に分け、「樫山分岐経由三辻山→」を進む

巨岩を見ながら、樫山峠向けゆっくり高度を上げてゆきます



作業道から分かれ山道に入って15分弱で、黒滝峰ダイレクトルート(後半部分)取付きです

取付く前に、展望場から工石山や山腹を走るふるさと林道を見る

さぁ、テープや踏み跡を頼りに急斜面を登ります  露岩が現れ、良い雰囲気〜



此処(左写真)はテープが無ければ、行き止まりかと思いそうな岩場です

短いロープを手繰り、灌木を抜けると、首が痛くなるような大岩壁が立ちはだかります

今日は念のためザイル持参でしたが、前回は無かった長いロープが設置されていて、有り難い

 

最後は腕力もフルに使って、無事に登り切りました

藪歩きや岩登り、なんで毎週こんなしんどいことを? とも思うんですが・・・



「ヤッホー!」  ヒカゲツツジ咲く黒滝峰ピーク(1056m)からは、大展望〜♪

尾根のミツバツツジは未だ蕾ですが、可愛いスミレが次から次に歓迎してくれる

ちょっと、遊んでいきましょう
 


ブナの若葉が、山に遅い春を運んでくる

登山道直ぐ上で存在をアピールするのは、目通り2.65mのブナ

 

東屋の建つ鞍部に下り、少し登り返せば三辻山(1108.2m)

工石山北ノ頂から西に延びる尾根を眺める

鞍部を右に取り、途中、本道と分かれ右へ 目の前が一気に開けると赤良木峠

 

杖塚で小休止後、北回りで登って行きます

八起岩・白鷲岩のアケボノツツジ

 

ぼけちゃいましたが、滴を湛えたサイゴクサバノオ

トド岩周辺のアケボノツツジは未だ咲いていませんが、蕾がいっぱいなので楽しみです 

 
 
北ノ頂(1177m) 頂上周辺の木々が伐られ見晴らしが良くなったのに

春霞なのか、残念ながら嶺北の山並みはぼんやり

少し戻り、嶺北森林管理署設置の注意喚起板を見て、西尾根を下ります

 

思ったより道は確りしていて歩き易い

西尾根に入って5分で、高度感のある岩場

見下ろせば、未だ冬色が残る斜面にアケボノピンクやタムシバホワイトが点在する

 

昨日、ギッチャンたちは嫁石まで縦走されたそうです 

遥か彼方まで尾根が続いていますが、嫁石への分れはどの辺りなんだろう?
 
展望を楽しみながらお茶休憩後、アケボノツツジを愛でつつ引き返す



子どもさん連れのグループで賑わう南ノ頂(1176.5m)

此方も見事に伐採されてます 大きなブナも、ばっさりです

あっちウロウロ、こっちウロウロしてみても、アケボノツツジは未だ蕾



下山は南回りで、花芽の付き具合を見ながら、シャクナゲトンネルを下りてゆく

楽しみな木も有れば、全然蕾の無い木も有る

何時ものアケボノツツジは、期待を裏切りません



丁度、日が差して鮮やかなピンク色に〜♪

バイカオウレンも咲き残っていてくれました



サイノ河原を見下ろすアケボノ この辺りが綺麗でした



ヒノキ屏風岩から、妙体岩や太平洋を見る

今日初めて、咲き誇るミツバツツジに出合えました


 
アケボノ越しに黒滝峰              見頃をちょっと過ぎた感の、タムシバ



元気いっぱいのエイザンスミレ

杖塚まで帰ってくると、コミヤマカタバミの白が目に飛び込んで来た

朝は咲いてなかったのに、気温がかなり上がって来たようです



何時もの場所でハルトラノオが「おつかれさん〜」

萌黄色の空気に包まれて、満足満足で下山です



県道から見上げる、大迫力の黒滝峰! 岩峰の真ん中辺りを攀じ登ったのかな?

まさしく、工石山のジャンダルムです


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