端正な姿とレーダードームで直ぐそれと同定出来る中津明神山は、吾川のシンボル
秋風が吹き始めた天空の稜線を繋いで、初めての山・猿越山を尋ねよう
2008年3月、未だ雪が残る頃に登って以来の、再訪です
駐車地点
(8:15)〜(8:25)中津明神山
(8:30)〜(9:25)猿越山登山口
〜(9:40)猿越山
(9:50)〜(11:00)駐車地点
(2時間45分)
山頂直下の小広い場所に車を停め、快適な笹原を登って行く
振り返れば、蟠蛇森、鳥形山、不入山等の山々
10分余で奈勝大明神が鎮座する、
中津明神山 (1540.6m △中津明神山 )
一等三角点の山に相応しい第一級の展望が広がってます
直ぐ側の立派な石祠には、石鎚蔵王大権現、石鎚毘古命、大山祇命が祀られている
鳥居の向こうは、上名野川方面、真下が吾川スカイパークです
その昔、平家の落人が城を築いていたとされる山頂には、観測レーダードームが建つ
平家落人敗走の道や隠遁地は、いろいろ謂い伝えられている
土阿国境を越え豊永郷に入り、吉野川筋を遡行、稲叢山、衛裏門を経て椿山に3年間滞在したが
源氏方の探索を恐れ、雑誌山を越え、此処、中津明神山へ
その後、仁淀村別子の都、三嶽越えをして横倉山の行在所(安徳天皇御陵墓参考地)に入ったと伝わる
愛媛県柳谷村への下山口を左に見て、車道を下って行く
車道沿いに咲く、シモツケソウ、タカネオトギリ
贅沢にも、石鎚山系を従えた猿越山 林道の先に、登山口が見える
「水の峠ルート 登山口まで 2.2km →」の道標に従い、舗装路と分かれ未舗装の林道を進む
道が広く先まで見通せるので安心して歩いてたら
、横断中の黒くて長〜いモノに遭遇
通り過ぎるのを待つ間、ドキドキでした
シコクフウロ ホソバノヤマハハコ
途中、夏花が咲き誇っている岩場で、花散策〜
コオニユリ越しに、中津明神山を振り返る
水ノ峠分岐から40分弱で「登山道 入口 水の峠まで 10km →」の道標
元気の良いイブキザサが登山道を隠すところも有るが、ほぼ刈り払われた快適な道を進む
ちょっとした灌木帯に入ると、様相が一変してブナが現れる
イブキザサに負けじと背伸びする、ツリガネニンジンやイブキトラノオ
、
山頂手前から、今年3月に訪れた、カラ池山、雑誌山、二箆山方面を見る
そして、その背後に石鎚山系 見飽きることの無い雄大な景色です
笹原に咲くギボウシ、タカネオトギリの写真を撮っている間に、グランパはさっさと頂上へ
猿越山(1436.0m) 秋風に吹かれながら貸切の大展望をのんびりと楽しみ、下山します
展望最高&花いっぱいの道を緩やかに登り返し、ツリガネニンジンに迎えられ水ノ峠分岐に帰って来た
四国の屋根、鞍瀬ノ頭〜二ノ森〜西ノ冠岳〜霊峰石鎚をズーム
木陰が無い稜線歩きは暑いかなと思ったけど、吹き抜ける爽やかな風に助けられ
そんなに汗もかかずに「天空散歩」が楽しめました〜♪
車道沿いを彩るコオニユリ 景色を楽しみながら下りて来て、大山祇神社に参拝
吾川スカイパークでは、たくさんの家族がキャンプしている
天気は最高だし、夏休みの楽しい思い出になるだろうなぁ
折角だから渓谷散歩を楽しんで帰ろうと、県道中津川公園線を走っていたら
法面いっぱいに咲くイワタバコが眼に入り、思わず車を停めました
中津渓谷散策
笑美寿茶屋の前を通り、渓谷沿いの遊歩道を進む
涼を求めて、仁淀ブルーと巨岩が織り成す渓谷美を楽しむ観光客で大賑わい
水がしたたり落ちる岩壁のあちらこちらに咲くイワタバコが涼しげです
豪快に流れ落ちる「雨竜の滝」 マイナスイオンたっぷり〜
帰路、引地のおでん、佐川霧生園のブルーベリーソフトクリームをいただき
「村の駅ひだか」で新米と新鮮リンゴを買い、「よさこい踊り」を楽しんで帰りました
今日は、盛り沢山の楽しい高知でした〜♪
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