2021年01月03日  ”大滝山・八大龍王”




新型コロナウィルスの収束をみないまま、年を越してしまいましたが

辛牛(かのとうし)の2021年は、穏やかな年明けでした

「静かな年末年始を」と呼びかけられても、正月三日目ともなると山が恋しくなる

今日は、久し振りの雪を踏み龍神さんを尋ねます

苫尾峠入口(9:10)〜(10:05)苫尾峠〜(11:10)城ヶ丸〜(11:30)西照神社・大滝寺(11:55)
(12:30)
大生峠〜(12:55)大生峠入口〜(13:10)苫尾峠入口           (4時間)



県道7号が相栗峠北、竜王山キャンプ場入口付近で通行止め

国道193号回り、塩江温泉経由で登山口に着きました

県民いこいの森キャンプ場横の県道に車を停め、「苫尾峠入口」からスタートします

15分で林道に出合う 林道を右に少し進み、法面に付けられた登山道に入る



中間遊歩道方面(通行止)への分岐

登山口から55分で苫尾峠 阿讃縦走路を東へ進む



峠から5分で、苫尾山(四等三角点 苫尾 818.94m)

三本松を過ぎて直ぐ、キャンプ場方面への分岐

 

881mpを越えると大生峠 帰りはここから大生口へ下りる予定です

まっさらな雪面を踏み、今日一番の急坂を登りきると・・・

 

東屋の建つ、城ヶ丸(二等三角点 大滝山 943.24m)

日差しはあるが、風が強くて寒い!

標高1000m程で寒い寒いと言ってるようでは、本格的な雪山は行けませんねぇ



ミニ四国の石仏に導かれ、香川県随一のブナ林を進む

城ヶ丸から20分で、ブナ峠



古代は大瀧山と銷せられていた、月神の宮・西照神社(西照大権現)に参拝

神社のご神木、「灯明杉」を仰ぎ見て潜り、「願い石」に手を合わせる



熊野神社横に祀られているのは、八大龍王社

「龍神さん 明けましておめでとうございます 今年も宜しくお願いします」

境内の神楽殿には、龍でなく大蛇

毎年4月の第4日曜に、神楽が奉納されているそうです



四国八十八ヶ所総奥ノ院・大瀧寺

吉野川を挟んで聳えるのは、その昔大滝山と石合戦をした高越山



ブナ峠に戻り縦走路を西へ 青空と雪に映える第三十番安楽寺・阿弥陀如来様

城ヶ丸のベンチに一時の安らぎ 寒さを忘れます



冬枯れの樹間から見える山々は、2017年に歩いた、天満ヶ原方面

一ツ内集落の県道から天満ヶ原を越え、大滝山を目指したのが懐かしい

大生峠より下山(登山口まで、1130m)



急坂を転がるように下りて、25分で大生峠入口

車を停めたキャンプ場までは1200m、車道をのんびり歩き、

三本松入口、(もう一ヶ所の)苫尾峠入口を見て、駐車地点着

今日は、神社で数人、山中出会ったのは3人 静かな大滝山でした


下山後、中讃の龍神さんを巡りました



香川町の龍満池 池の北側に在る龍満山の石祠(龍王宮)

石祠のすぐ後ろに三等三角点 川東 146.87m



高松市岡本町の立石山に祀られた、龍王社と地神社

(四等三角点 岡本 98.46mは、少し北の護国神社標柱横にあります)

奈良須池の向こうに、挿頭山、火ノ山、鷲ノ山 龍が棲んでいそうな山々が呼んでいます



御厩町の津内山頂上広場に祀られた、八大龍王神社(リンゴンさん)

広場の東角に祀られた荒皇神の横に、三等三角点 津内山 57.77m

西には、おむすび三兄弟が仲良く並ぶ

香川県には祠の山がいっぱい

時々は、雪山、花の山も楽しみながら「祠」山行を続けます

本年もよろしくお願い致します


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