2023年07月29日  ”横倉山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


今年はNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」効果で、高知が熱い

「越知町に聳える横倉山は、植物の宝庫」と、第63話で紹介されていた

今日は、万太郎の気分で山中の花々を楽しみましょう


第2P(7:35)〜(7:57)杉原神社(8:05)〜(8:43)横倉宮・馬鹿だめし(8:53)
(9:05)平家の穴〜(9:27)畝傍山展望所(10:05)〜(9:50)住吉神社(10:02)
(10:12)空池(10:32)安徳天皇御陵参考地(11:10)(11:29)杉原神社(11:42)
(11:50)第3P〜(12:04)第2P                    (4時間30分)



第2駐車場に設置された「横倉山案内図」



2007年に歩いた三嶽古道を懐かしく思い出しながら

鳥居を潜り、雰囲気の良い表参道石段(杉原神社まで607段)を登る

いきなりの急登に、汗が噴き出ます

「龍頭の鎖」と呼ばれるオクサリが掛っていますが、頼るほどではありません 



御神門のような「夫婦杉」の間を抜けると、道が横切る

すぐ右側に、参詣者が垢離をしたと伝わる「御手洗(みたらし)」 清水が湧き出している

左は、「屏風岩」を経て、カブト嶽・石鎚神社への道

グランパは行きたそうだけど、パス 尚も石段を登り、杉原神社へ



平家の守護神、熊野権現を祀る「杉原神社」

巨大杉が辺りに威厳を放つ

創建当初は「金峰山三所蔵王権現」と呼ばれ、横倉山修験の中ノ宮だったそうです



杉原神社右後ろに「平家の宮」  安徳天皇護衛の従臣八十余名が祀られている

杉原神社で汗を拭き拭き大休止した後、横倉宮へ向かう

全国名水百選「安徳水→」 の案内板

安徳帝を擁して落ち延びた、平知盛ほか、平家一門八十余名が住を構えたおり

この泉水を御供水とされたそうです



キノコの女王、ウスキキヌガサタケ

網タイツならぬ、網スカートを穿いて、見れば見るほど不思議な姿です



左に道を逸れ、斜面を少し上がれば「安徳帝行在所跡」

「アセビの森→」に従い、鳥居を潜り急坂を50m位進めば



門脇平中納言教盛が祀られる「平安社」

「横倉山のカツラ」

見所たっぷりの登山道です



緩やかに登って行くと、アカガシの巨木と、立派な鳥居が迎えてくれます



鳥居を潜り、階段を上ると、安徳天皇が祀られた、横倉宮





拝殿左横の岩場を上がれば「馬鹿試し」と呼ばれる「玉室の嶽」

ガスが晴れないかと暫く待ちましたが、益々濃くなり何も見えません 残念!



石灰岩の隙間に咲く、オオハンゲ

「ヨコグラノキ」は、牧野博士が発見、命名した木



東屋が建つ、横倉山休憩所

道標に従い、平家の穴へと急坂を下りてゆく



岩屋神社           鮮やかなオオキツネノカミソリ



「馬鹿試し」直下で、不気味な口を開ける「平家の穴」



安徳天皇陵墓参考地





畝傍山眺望所より見る、「馬鹿試し」と、横倉山山頂(△774,6m)



分岐  左「住吉神社」へ進み、右「空池」から下りて来ます

ナツエビネはこれから     



花火が弾けたような、ケイビラン



横倉山中の三嶽の一つ「日置ノ嶽」に祀られた住吉神社

初め黒滝社と称され、横倉山修験道の鎖禅定の行場であったとか



下りて来たオクサリを振り返る

右に見える洞窟も、行場だったんかな?
 
 

祠背後の断崖は、捨身行の行場です

辛うじて花弁が残るウチョウラン



空池 ネット囲いの中には、どんな希少植物が・・・?

 

ヨコグラツクバネ                          ツチアケビ



マヤラン



「安徳水」分レに建つ山小屋傍らに、牧野富太郎博士の自筆歌碑

森々と杉の木立の限りなく  神代ながらの横倉の山



杉原神社境内の 「北株」 目通幹囲7.29m、推定樹齢600年

大休止し、第3駐車場へ下りてゆく



道はよく整備され、広くて歩き易い

神社から10分足らずで、第3駐車場に下山 10台ほど車が停められている

車道歩き15分ほどで、マイカーがポツンと停まる第2駐車場

思ったほど、登山者は多くなかったようです



車道沿いの彩り、タキユリ



一日花のノカンゾウ



織田公園展望台から越知町を見る



夏空に、コオニユリ



越知町の沈下橋、中仁淀橋から見る歴史とロマンの山・横倉山

今年の6月25日にオープンした「まきのさんの道の駅・佐川」の駐車場は、大混雑

「村の駅ひだか」に寄って帰りました


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