2023年11月11日  ”杖ヶ森・国見山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る



国見山や杖ヶ森を尋ねたのは、もう16年前

土佐の殿様気分に浸りながら、参勤交代道(土佐北街道)を辿り

上穴内から、国見峠を越え本山御殿まで歩いた時に、寄り道しピークを踏みました

今日は、赤荒峠からのポピュラーコースで、その2座を目指します


登山口(8:08)〜(9:05)国見越え〜(9:42)杖ヶ森〜(10:22)国見越え
(10:37)
国見山(10:53)〜(11:58)登山口         (3時間50分)



県道267号、赤荒峠北の路肩に車を停める

空はどんより、高い山には雲がかかっていますが、雨の心配は無さそうです



赤荒峠(808m)

左のコンクリート擁壁の切れ目が登山口 (国見山登山口の標識有)



常緑樹の森を緩やかに登ってゆく



多少のアップダウンを繰り返し、12分でいろんな標識が立つ小高いピーク 

左に10mほど逸れると、四等三角点 猴躍 (906.66m)



三角点奥の岩場から 国見山方面を見る



長いモノレールが、参勤交代道(土佐北街道)出合いまで続いています



参勤交代道に出合う

辺りには、大きなテントやユンボが置かれています



前方に、国見山方面を見ながら林道を進む



国見峠に、 「国見越え”殿様道”」の説明板が建つ

杖ヶ森(参勤交代道)は左、国見山はそのまま林道を進みます



ここから土佐湾が見えたようですが、木々が視界を遮ります



 懐かしい土佐街道のマスコットキャラクターに誘われ、参勤交代道に入る



すぐ、「歴史の道 参勤交代北山道」の道標(振り返ってます)



シロモジの黄葉を見ながら緩やかに下ってゆきますが、

そのうち倒木が道を塞いだり、深く掘れた急傾斜の石屑道になる

こんなに歩き難い道だったなんて、全然記憶に有りません



杖ヶ森との鞍部



「国見の石垣」 周りを見ましたけど、石垣跡は分りません



鞍部から、緩やかに登り返す



本山へと下ってゆく山内の殿様一行を見送り、杖ヶ森へ



分岐から7分弱で、杖ヶ森 (1019m)

「石鎚山遥拝所の勧請地として、戦前は盛んに石鎚参りをおこなっていた」とか

(れいほくネイチャーハントガイドブックより)

 この石積みに鎮座されてたのは、もしかして石鎚蔵王大権現だったかも?



頂上から急斜面の尾根を下り、参勤交代道に降りる

鞍部から登り返し途中、廃林道を進むが、アララ!

木の枝を掴みながら法面を駆け上がると、先ほど歩いた道に出た

峠まで、引き返します



国見峠から林道を3分ほど進み、「山頂→」に従い国見山登山道に入る



木が茂って眺望は有りませんが、これが遠見岩かな?



冬枯れの道 風が通り抜けて寒い



頂上少し手前で、登山道は林道と並走します



国見山 二等三角点 池野(1089.1m)

林道がすぐ横を抜け、展望台も朽ち、様子が変わっています

国見山一帯に、21基の風車(5万600Kw)が建設されるとか、

ボーリング調査など準備が進んでいるみたいです



林道は東に延び、軽トラが一台停まっていた

林道を散策しながら、下山します 奥に見えるのは祖谷の国見山か?



ブナ林は、葉を落とし冬支度中



 僅かに残ったブナの黄葉を楽しんでから、稜線(登山道)に復帰する

下山時、△猴躍でソロの方に会っただけ、静かな嶺北の山散歩でした

風車の山に変わるのは、ちょっと淋しいですが、

ブナがあり、歴史ロマン漂う杖ヶ森と国見山、いい山です



紅葉や鈴なりの柿、初冬の棚田の風景など見ながら県道を下る


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